facebookのlike(いいね)ボタンの意味

あるコンサルタントと話しをしていて、「いいね」ボタンの意味がわからないので、私はfacebookをやらないという方がいました。この点についても考えてゆきたいと思います。
 

■「いいね」ボタンの基本的な意味

いいねボタンについて、私は「共感」という意味を持つと理解しています。すなわち、"いいね=共感、同意"という意味。
ただ、その使い方は多様です。簡単に列挙すると、次のようなパターンがあると思います。

  1. 友達のコンテンツをちゃんと見ました!という意味
  2. 友達への挨拶代わり  おはよう、とか、チャオと手を振る意味
  3. 友達が制作したコンテンツに共感したことを示す意味
  4. 友達の意見に対して、同意したという意味
  5. 戦略的な意味

facebookの良いところは、「いいね」ボタンで簡単に意思表示ができる点。これはこれまでの媒体で無かった点です。
ブログの場合。コメントを書くために、どのような内容で書くか、あるいは相手に対して失礼にならないかなど迷ったあげくにコメントが出せないことが多々あります。

■ブログと異なる「いいね」の位置づけ

「いいね」と「コメント」の意味や価値はブログとfacebookでは逆転します。facebookでは「いいね」が重視される。

  facebook ブログ
コメント コメントは意見であり、いいねよりも価値が低い。 ブログはコメントが重視され、コメントでコミュニケーションが図られる。
いいね 共感を重視するfacebookでは”いいね”が重視される。 ブログを見たよ、という意思表示として使われる。

■戦略的「いいね」の意味

では、なぜ、facebookでは、ブログと比べて「いいね」が価値を持つのでしょうか。その戦略的意味を考えて見ましょう。

(1)facebookページのブランディング
facebookには「facebookページ」というものがあります。このホームページは最初長いアドレスをもっています。ところが、そのfacebookページに対して25人以上の人間が「いいね」を押すと。facebookページは短い独自アドレスをつけることができるようになるのです。

例) http://facebook.com/shigotonin1977/

  こんな感じです。

facebookページは本来企業イメージ向上のため(これをブランディングという)使われる。そのため、長い覚えにくいアドレスよりもすっきりとしたアドレスの方がいいのは当たり前です。そこで、戦略的に人脈を生かして「いいね」を押してもらう。その結果、企業のfacebookページの価値が高まるのです。


(2)人間関系の維持、価値の共有

facebookでは、価値の共有という重要な要素は無視できない。例えば、Aという人間が「震災後の自粛ムードは経済縮小になるのでいただけない」という。Bが「いいね」を押す。その後、Bが「震災被災者への支援方法」について提案するとAが「いいね」を押す。相互に意見を肯定しあう中でAとBとの価値の共有が図られてゆき、AとBとの間に信頼関係が作り出されてゆく。
そのAとBとの信頼関係に基づきビジネスが進められてゆく可能性が高い。facebookが中小企業経営者に受けている理由はここにあるように思われる。
 

重要なのはソーシャルメディア活用のポイントは価値の共有だと繰り返し申し述べておきます。

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